2011年04月01日
【馬場×上がり3F】切れ味と内回り向きの機動力を兼ね備えたタッチミーノット
阪神芝2000mで行われる古馬重賞・大阪杯。2400mで行われる日経賞と比べて「=天皇賞・春」の色合いは薄いが、ダービー馬・エイシンフラッシュ、グランプリホース・ドリームジャーニーをはじめ中距離戦線のトップクラスに位置する馬が揃った。宝塚記念、天皇賞・秋といった中距離GI戦線を見据える上で注目したいレースだ。
過去10年、大阪杯における上がり3F最速馬の成績は【3・1・3・4】複勝率63.6%。これを馬場改修以前・以後に分類すると、2001〜2006年が【3・1・1・1】、2007〜2010年が【0・0・2・3】と馬場改修以後で成績がガクンと落ちてしまっている。この中にはGI馬・カワカミプリンセスやドリームパスポートが含まれており、グイグイ伸びる末脚よりも内回り向きの機動力が求められるのだろう。
そこで今回も二通りのアプローチの仕方を取りたい。近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数も挙げ、その後「上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率」を挙げることとする。
(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内回数)
・エイシンフラッシュ 32.7秒 1着 4回
・タッチミーノット 33.0秒 1着 4回
・ダイワファルコン 33.1秒 3着 4回
・ドリームジャーニー 33.3秒 3着 4回
・リディル 33.3秒 2着 4回
(左から馬名、上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率)
・タッチミーノット 50.0%
・キャプテントゥーレ 42.8%
・ダイワファルコン 40.0%
上記の表どちらにも載っている馬はタッチミーノット、ダイワファルコン。なかでもタッチミーノットは上がり3F33.0秒を使える脚と先行して勝負所で勝ちに行ける機動力を兼ね備えており、このメンバーでも侮れない存在だ。ダイワファルコンは当該距離実績がない点が気がかりだが、右回りで馬券圏外に敗れたのは皐月賞のみ。間違いなく小回り向きであり、こちらも展開次第では面白い。
ちなみに芝2000m内回りに限定すると、エイシンフラッシュは4戦中3戦で上がり3F最速での勝利実績がある。ダービーのレースぶりから、スローの上がり勝負に強いという印象がある同馬だが、実は内回り向きの切れ味を持った馬なのかもしれない。
当欄では、切れ味と機動力を兼ね備えたタッチミーノット、ダイワファルコンに加え、内回り向きの切れ味を持ったエイシンフラッシュの3頭を推奨馬とする。