2011年03月25日
【馬場×上がり3F】「3月阪神1200m」適性で軽視できないサンカルロ
阪神芝1200mで行われる春のスプリントGI・高松宮記念。例年層の薄さが指摘されるスプリント路線だが、今年は昨年の覇者・キンシャサノキセキをはじめ質・量ともに申し分ない好メンバーが揃った。今年は阪神1200mでの施行となるが、ハイレベルな戦いが期待できそうだ。
過去10年、高松宮記念における上がり3F最速馬の成績は【1・1・2・6】複勝率40.0%。あのデュランダルですら差し切れなかったように終いの切れ味が結果に結びつきにくいレースであり、上がり3F4位以下の馬が5勝を挙げている点からもそれは明らか。「切れ過ぎる」馬にとっては鬼門と言えるだろう。
そこで今回は二通りのアプローチの仕方を取りたい。近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数も挙げ、その後「上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率」を挙げることとする。
(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内回数)
・サンカルロ 33.7秒 6着 3回
・ダッシャーゴーゴー 33.5秒 4着 3回
(左から馬名、上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率)
・ジョーカプチーノ 60.0%
・ビービーガルダン 50.0%
・レッドスパーダ 50.0%
・キンシャサノキセキ 42.8%
正反対の特徴を持つ馬を抜き出したので、当然どちらの表にも載っている馬はなし。過去の高松宮記念の傾向を踏まえると「上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率」の高い馬はある程度信頼して良いということになるので、この項目で上位に挙がったジョーカプチーノ、ビービーガルダン、レッドスパーダあたりは高松宮記念向きの馬と言えるだろう。
なお、今年の高松宮記念は阪神1200mで行われるが、これによって上がり3Fの見方も変わってくる。ここで注目すべきは「3月阪神1200m」というところであり、馬場改修以後行われた3月阪神1200mの上がり3F最速馬の成績は【2・1・2・1】複勝率83.3%。馬券圏内に入った5頭中4頭が距離短縮or洋芝実績があった点から、上記の表に載っていて、かつ距離短縮で臨むサンカルロは軽視できない存在だ。
当欄では、上がり3Fに頼らず好成績を残しているジョーカプチーノ、ビービーガルダン、レッドスパーダに加え、「3月阪神1200m」適性がありそうなサンカルロを推奨馬とする。