2011年03月22日

強い競馬をしたカフナ、前に行ってもバテないだけに皐月賞でも注意

【1回阪神7〜8、5日目馬場傾向】

阪神芝は7〜8日目が良/乾、5日目が稍/重。開催を重ねるたびにスタミナを要する馬場へと進化しており、ファルコンSは1〜8着までが距離短縮馬。また、若葉Sやフィリーズレビューで冬の小倉・北海道といった洋芝での実績がある馬が穴をあけていたように、パワー型の馬に有利な馬場状態であることは間違いなさそうだ。
阪神ダートは7〜8日目が良/乾、5日目が不良。2場開催に伴い関東馬が大挙押し寄せてきたが、ポラリスSを除くダートレースで関東馬が馬券圏内に入れなかったレースは一度もなかった。来週もこの傾向は続くと思われるので、頭に入れておきたい。

●1回阪神7日目 9R 1着モルガナイト

長期休養明けをものともせず、先行抜け出しの完勝。同馬は9月の阪神開幕週でレコード勝ちがあるように本質スピードタイプだと思うが、それだけの今のスタミナを要する重い阪神芝を勝ち切った点は評価できる。東京・京都の高速馬場ではさらにパフォーマンスを上げる可能性が高く、昇級戦でも軽視は禁物だ。

●1回阪神8日目 10R 2着カフナ

勝ち時計1分59秒1は若葉S史上最速。きさらぎ賞2着馬・リキサンマックスが逃げて失速したレースを2番手追走から自ら動いて勝ちに行っての2着は相当に中身が濃い。今年の3歳牡馬クラシック戦線は1〜5着馬がのちにオープン連対を果たしているホープフルSがハイレベルレースとなっているが、若葉Sもそのひとつに入る可能性が高い。ハイペースが予想される皐月賞だが、前に行ってもバテないだけに皐月賞でも注目したい1頭だ。

●1回阪神5日目 11R 7着フォーエバーマーク

1400mで2勝を挙げている実績から2番人気に支持されたが、7着と人気を裏切ってしまった。とはいえ雨でさらに重さを増した阪神芝で先行馬総崩れの展開を考えると、評価を落とす必要はないだろう。1400mを1分21秒0で逃げ切るスピード能力は相当で、例年高速馬場になるNHkマイルカップに出走するようなら思わぬ逃げ粘りがあるかもしれない。

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【2回小倉7〜8日目馬場傾向】

小倉芝は7日目が良/乾。8日目は午前が良/乾、午後から良/湿→稍/軽。土曜小倉では芝2000mで2分1秒台の時計が出たように一定の馬場レベルまで回復していたが、日曜の雨によってまたしても馬場が悪化してしまった。残すはあと1週だが、内も外も変わらない馬場状態を踏まえるとダート実績のある馬、長めの距離適性を持つ馬が狙い目になってくるかもしれない。
小倉ダートは7日目が良/乾。8日目は午前が良/乾、午後から良/湿→稍/軽。土曜小倉ダートはローカルダート1700mの好走パターンである「マクリ」がかなり利いていて、差し・追込馬にとって走りやすい馬場コンディションだった。ただ、雨が降って脚抜きの良くなった日曜小倉ダートは前残りが多かった。

●2回小倉7日目 7R 1着キタサンスズラン

休み明け2戦目できっちり勝ち切った。開催後半の馬場でインから楽に抜けてきたレースぶり、洋芝実績もある点から荒れ馬場適性は相当なものだろう。反対に中央場所ではスピード負けする可能性が高く、今後は夏の北海道、もしくは小倉あたりで狙ってみたい。

●2回小倉8日目 9R 2着モエレジュンキン

現級の小倉1700mで2着があり、前走も3着だったが7番人気に甘んじていた。この手の馬は人気関係なく自分の持ち場ではしっかり仕事をする傾向にあり、今後も平坦1400or1700mが狙い目となるだろう。また、同馬は稍重以上の渋った馬場で【1・2・2・0】と馬券圏外がなく、渋った馬場では条件関係なく印を打っておきたい。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)