2011年03月02日
【チューリップ賞】レーヴの軸不動、前走1着馬に穴馬としての妙味あり
★ポイント1「前走阪神JF組」
→過去10年、前走阪神JF組の成績は【3・4・2・5】複勝率64.2%。阪神外回りコースに施行条件変更以後の近4年で阪神JF勝ち馬が連対を外したことはなく、注目したいローテーションだ。
(ブエナビスタ、アパパネetc)
★ポイント2「逃げ馬」
→過去10年、逃げ馬の成績は【2・2・0・6】複勝率40.0%。阪神外回りコースに施行条件変更以後の近4年に限定するとその数字は【1・2・0・1】まで跳ね上がり、スローになりやすいトライアルレースで前に行けることは相当なアドバンテージとなるのだろう。
(エアパスカル、ダイワスカーレットetc)
★ポイント3「前走1着馬」
→過去10年、前走1着馬の成績は【7・4・7・60】複勝率23.1%。特に前走未勝利を勝ち上がったばかりの馬は近6年中5年で馬券圏内に入る活躍を見せており、近走の勢いは侮れない。
(ショウリュウムーン、サクラミモザetc)
桜花賞トライアル第一弾・チューリップ賞。桜花賞と同じ阪神外回りコース・芝1600mで行われることから結びつきは極めて強く、阪神JF→チューリップ賞→桜花賞がひとつの王道ラインとなっている。ちなみにこの3レースすべてで連対した馬にはウオッカ、アパパネ、ブエナビスタがおり、すべてオークス(日本ダービー)でも勝利を収めている点から、その先まで見据えることができる重要なトライアルレースと言えるだろう。
今年のチューリップ賞で注目を集めているのが、阪神JFの覇者にして未だ無敗のレーヴディソール。新馬戦では先週アーリントンカップを制したノーザンリバーを、デイリー杯2歳Sでは朝日杯FSの覇者・グランプリボスをそれぞれ破っており、実績は断然。阪神外回りコースに施行条件変更以後の近4年で阪神JF勝ち馬が連対を外したことはなく、ここは相手探しと見るのが賢明か。
相手候補の筆頭として挙げられるのが、阪神JF3着のライステラス。阪神JFではレーヴディソールの末脚の前になすすべがなかったが、レーヴディソールより前で競馬ができる点は魅力。阪神外回りコースに施行条件変更以後の近4年、逃げ馬が【1・2・0・1】と好成績を残している点から、思い切って逃げるというのもひとつの手だろう。それは逃げての連対歴があるフレンチカクタスにも言えることだ。
過去10年で7勝を挙げている前走1着馬の存在も見逃せない。当然この条件はレーヴディソールも満たしているが、昨年未勝利を勝ち上がったばかりのショウリュウムーンがアパパネを破ったような番狂わせがないとも言い切れない。今年の出走登録馬でこの条件を満たすバブルハブル、ビッグスマイルはともに連闘だが、勢いに乗っての大駆けというシーンを想定しておく必要があるかもしれない。
ちなみに阪神外回りコースに施行条件変更以後のチューリップ賞において、内枠に入った馬が馬券圏内に入らなかった年は一度もない。先週2鞍行われた阪神芝1600mのレースでも3枠より内に入った馬3頭がそれぞれ10,11,5番人気という人気薄で馬券圏内に入っており、枠順にも注目してみたいところだ。
【データで見るオススメ馬】
★レーヴディソール
→過去10年、前走阪神JF組の成績は【3・4・2・5】複勝率64.2%。阪神外回りコースに施行条件変更以後の近4年で阪神JF勝ち馬が連対を外したことはなく、過去10年で7勝を挙げている前走1着馬でもある。野芝に洋芝をオーバーシードした今の阪神芝において、洋芝実績がある点もプラスだ。
★フレンチカクタス
→過去10年、逃げ馬の成績は【2・2・0・6】複勝率40.0%。同馬は赤松賞で逃げてダンスファンタジアの2着に好走した実績があり、スロー必至のメンバー構成を考えれば当然逃げという選択肢が浮かび上がってくる。切れるタイプではないだけに、野芝に洋芝をオーバーシードした今の阪神芝もプラスだろう。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ライステラス
→過去10年、前走阪神JF組の成績は【3・4・2・5】複勝率64.2%。スムーズな競馬ができなかった京王杯2歳Sを除いて馬券圏内を外したことがない安定感は特筆すべきものがある。関東馬が【0・2・0・15】と不振傾向にある点は気がかりだが、阪神JF3着の実績は軽視できない。
【血統で見るオススメ馬】
★ビッグスマイル
→過去10年、母父サンデーサイレンスを持つ馬の成績は【1・3・1・4】複勝率55.6%。馬券圏内に入った5頭中4頭が5番人気以下ということで、阪神芝1600mへの高い適性が伺える。父タニノギムレットの産駒であるウオッカ、スマイルジャックもこのコースでの勝ち鞍があり、血統面から見た相性は抜群だ。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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